「ミュージカルや舞台の観劇に行きたいけれど、時間が長くじっと座っているので心配だ。」というのが、腰痛持ちの人の全ての悩みではないでしょうか?
腰痛持ちの人にとって、3時間近く同じ姿勢でいるのは大変酷なことです。
それも観劇する時は、第一幕と第二幕の幕間の15分~20分の休憩でしか、席を立ったり、姿勢や体勢を変えたりすることができません。
なぜなら上演中に手足を伸ばしたり、姿勢や体勢を変えたりすると、他の観客の視界を妨げてしまう恐れがあるからです。
そうはいっても、腰痛持ちの人は何らかの対策をしなければ、観劇の最中に腰の痛みでせっかくのミュージカルや舞台を楽しめなくなってしまう可能性が高くなります。
腰痛の人でも観劇を楽しむための対策を、今回はご紹介していきたいと思います。
腰痛防止グッズをうまく活用しよう!
ミュージカルや舞台の観劇は、平均3時間と言われています。
途中休憩も15分~20分しかないので、その短時間で体を動かしたとしても、やはり腰痛が心配になりますよね。
ミュージカルや舞台の会場にも手軽に持参できる、腰痛防止グッズをうまく活用してみましょう!
腰痛防止グッズにはどんなものがあるのでしょうか?
ストールや厚めのマフラー
ストールや厚めのマフラーを腰からお尻の下に、座布団のように敷き、その上に座る方法です。
冬場は外も寒いので持っている人も多いと思いますが、夏場でもカバンに1つ入れて持って行きましょう。
少し厚めの生地のひざ掛けでもいいと思います。
腰からお尻の下に敷いて、腰を椅子から浮かすことができるものが最適です。
また、フェイスタオルを何重かにして座るのも良い方法です。
ただし、座高が高くなり過ぎると、他の観客の視界の妨げとなることがありますので、ご注意ください。
座布団やクッション
ストールやマフラー、フェイスタオル等と同様に、重宝するのが座布団やクッションです。
座布団やクッションを椅子の上に置き、お尻や腰をカバーしてくれるので、腰痛を防ぐことができるでしょう。
やはり、直に椅子に座りっぱなしでいるのと、何かを敷いているところに座っているのでは効果は全く違います。
しかし、座布団やクッションは自分での高さ調節が難しいのと、持ち運びが大きくて面倒なのが難点になります。
持ち運びを考えると、ストールやひざ掛けの方が現実的かもしれません。
インターネットで携帯用円座クッションや、Gゼロクッションポータブル等、はじめから携帯用を考えて作られたクッションもありますので、そちらを活用してもいいと思います。
劇場でクッション等を利用する場合は、劇場の人に聞いてみましょう!
高さが変わってしまう場合は、使えない場合があります。
サポーターやコルセット
腰痛を起こりにくくするためには、正しい姿勢で腰に負担をかけないことが第一になります。
ありきたりではありますが、腰痛に効くサポーターやコルセットで予め固定し、腰痛を防止する方法があります。
きちんと腰が正しく固定されていれば、腰痛が起こる確率を減らすことができます。
ただし、固め過ぎるものはNGで、体に(腰に)しっかりフィットするものを探してみてくださいね。
腰痛で病院に通っている人は、お医者さんに相談して、アドバイスをもらうのもいいですね。
腰とお尻に負荷をかけない動きをしよう!
長時間座っていると、まずはお尻が痛くなってきます。
そして、その後はじわじわ腰痛がやってくるという順番です。
だからといって、観劇中に立ち上がったり、過度に動いたりすることはできません。
まずは、他の観客の妨げにならないように靴をそっと脱ぎ、脱いだ靴のつま先を自分に向かうように置きます。
脱いだ靴の上に足を乗せ、足のつま先を上げて座り、正しい姿勢を意識して座ります。
その時、頭から腰までピーンと真っすぐになるように心がけてください。
これでかなりお尻や腰に対する痛みが軽減されるはずです。
それも痛くなってきたら、同じ姿勢のままで、椅子の背もたれに背中を押し付けて座るようにし、自然と頭と腰が真っすぐになるようにしてみてください。
日頃の運動で腰痛を防止する!
こちらはミュージカルや舞台の観劇に関わらず、日頃から腰痛を防止するための運動を行うことをおすすめします。
ストレッチ運動や筋トレを行い、腰回りの筋肉をしっかりつけていくことが、腰痛防止に役立ちます。
いきなり筋トレをするのは腰を痛めてしまう恐れがありますので、ストレッチで腰にあまり負荷がかからないものから始めていきましょう。
そして、腰回りに筋肉をつけると同時に、体を柔らかくすることで腰痛を防ぐことができるのです。
自己流だと怖いと思う人は、ジムのトレーナーや整体の先生に相談し、指示を仰ぎましょう。
また、インターネットの動画でフェルデンクライスという腰にいい運動が載っていました。
普通のマッサージよりもより少量の動きで腰痛改善にも役立つそうなので、ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
ミュージカルや舞台の観劇の際の腰痛対策のコツは掴めましたか?
色々な方法を試してみて、自分にピッタリな方法を探してみてください。
腰痛を気にせず、観劇を楽しめるといいですね!
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