劇団四季「美女と野獣」のあらすじや魅力・作品内容について徹底解説。
この記事を読んで欲しい人
・劇団四季「美女と野獣」のあらすじや魅力・作品内容について知りたい人
・劇団四季「美女と野獣」を観たい人
ぜひ最後まで読んでいってください!
劇団四季「美女と野獣」のあらすじや魅力・作品内容について徹底解説
悲しいベルを元気づけるのは、お城の使用人たちですが、彼らは、燭台、時計、ティーポット、タンスなど、「もの」の姿をしていたのです。
魔法の城と召使たちの素晴らしいもてなしで、ベルは次第に元気を取り戻していきます。しかし、いつもわがままで行儀の悪い野獣に悩まされていました。
ある日、ベルは入ってはいけないと言われている西の塔に入ってしまいます。怒った野獣にひどく傷つけられ、ベルは城から暗い森に逃げ込んでしまいます。
野獣の姿をした主人は、実はお城の王子様。配慮を欠いた罰として、魔法で醜い姿に変えられてしまったのでした。
使用人たちも、王子を甘やかした罰として「物」に変えられてしまいましら。魔女が残した薔薇が落ちるまでに、王子が愛し愛されることができなければ、人間の姿に戻ることはできません。
ベルが去ったとき、野獣は深い悲しみに包まれていました。暗い森を一人でさまよい、危険にさらされたベルは、助けに来てくれた野獣とともに城に戻ります。
醜い姿を恥じて心を閉ざしていた野獣は、ベルとの出会いで優しさを取り戻し始めます。
次第に互いの優しさに気づき始め、次第に心が通い合うようになります。しかし、日に日にバラの花が散り始め、野獣は危機に直面します。
果たして、2人が愛し合い、呪いが解ける日は来るのでしょうか?
劇団四季「美女と野獣」の見どころ
男の中の男を気取る筋骨隆々のイケメン、ガストンは、街の女の子たちから大人気です。そんな彼は、唯一自分に振り向いてくれないベルが気になってしかたがありません。
ベルを幸せにするには自分と結婚するしかないと勘違いし、プロポーズしますが、ベルは拒否します。彼のたくましい腕とマグカップダンスもお見逃しなく。
いつも本を片手に物語の世界にのめり込んでいるベル。町の人たちからは「美しいけど変な娘」と言われ、気にしていないふりをしながらも、いつも心の中では寂しさを感じています。
そんな彼女を、発明家の父モリスは「ベルは母と出会って、寂しさが消えた」と励まします。父と娘の絆とベルの美しい歌声が見どころです。
野獣は、バラが散る前に誰かを愛し、愛されなければ人間に戻れないという呪いをかけられています。かつての自分同様、外見で判断され、愛されることはないという諦めに苦しみます。
城に迷い込んだベルは、使用人たちが「もの」に変身しているのを見て、「まるで絵本の中みたい」と無邪気に喜びます。
使用人たちも、久しぶりの客人におもてなしの心を見せます。名曲 「ビー アワ ゲスト(おもてなし) 」に合わせた豪華なショーに、ベルはすっかり和んでしまいます。テーブルの上のチップもとてもキュートです。
演出について
1幕の野獣は迫力満点で、私が子どもだったら泣いていたかもしれません。入場シーンで流れる、おどろおどろしい音楽や、激怒したときの遠吠えや悲鳴が、野獣の荒々しさや恐ろしさを強調しています。
また、1幕ではベルの父モーリスが、そして、ベルが狼に襲われるシーンが2幕にあります。オオカミは、パペットの形で登場し、シーン自体もサクサク進いますので、こちらのシーンはそれほど怖いという印象はありませんでした。
最後の野獣とガストンの対決シーンも比較的シンプル
大雨の中、城の外で戦っていた2人が、ビーストの油断を突こうとしたガストンが足を滑らせて転んでしまいます。実写映画では、こちらのシーンに、かなりの時間を割いたのですが、舞台版ではもっと短かったです。
サウンド
オーケストラの生演奏はなかったのですが、全体的に音量が大きいです。私の席がサウンドデスクに近かったことも関係しているかもしれません。
ちなみに、私は銃声が苦手なのですが、1幕冒頭のガストンが銃で獲物を仕留めるシーンの銃声は、「レミゼ」のようなリアルなものではなく、アニメのような地味なものでした。
照明
1幕のお城のシーンは全体的に暗く、小さいお子さんは怖いと感じるかもしれないと思いました。
また、1幕は野獣の恐ろしさを観客に印象づけるためのものでした。そのため、登場シーンでは、稲妻のようにピカピカと強烈な照明を使用されていました。
特殊効果
第1幕のハイライトである「ビーアワゲスト」のナンバーでは、巨大なシャンパンセットから花火が打ち上がりました。全体的にゴージャスな演出で、観客をあまり怖がらせないように配慮されています。
客席への降下
客席への降下はありません。2017年まで上演されたオリジナル作品では、客席への降下はありませんでした。こちらは、コロナ収束後以降も変わらないと思われます。
まとめ:劇団四季「美女と野獣」のあらすじや魅力・作品内容について徹底解説
劇団四季「美女と野獣」のあらすじや魅力・作品内容について解説しました。
今は、舞浜で行っています。
チケットの売れ行きもよく、満席率も高いです。
早めに予約してぜひ、ご観劇してみてはいかがでしょうか??
コメント