舞台のカーテンコールのマナーまとめ。やり方や順番、行う理由を徹底解説。

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カーテンコール意味

大きいところが主催しているところだとカーテンコールは必ずあります。

おたえさん

いろんな公演行ったけど、全部あったよ!

そこで

「舞台のカーテンコールには、どんなマナーがある?」
「舞台のカーテンコールのやり方や順番が知りたい。」
「舞台でカーテンコールで行う理由は何?」

この様な疑問をお持ちの方のために、本記事では、舞台のカーテンコールのマナーや、やり方や順番、行う理由について詳しく解説します。

この記事でわかること

カーテンコールの回数とは

カーテンコールのやり方

カーテンコールの意味とは

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目次

舞台のカーテンコールの回数は?

舞台でのカーテンコールの回数は、通常以下の通りですが、特定の公演や、プログラムによって異なる場合があります。

全体のカーテンコール(すべての俳優が登場する)

最初のカーテンコールでは、すべての俳優とスタッフが舞台に登場し、観客に向かって一斉にお辞儀をします。

これは「公演全体の終わりを祝う」ものです。

主要キャストのカーテンコール

公演によっては、カーテンコールで、主要な俳優や主役に焦点を当てることがあります。

主役や重要な役を演じた俳優が再び登場し、観客に向かってお辞儀をします。

スタッフ/クルーのカーテンコール

カーテンコールの最後に、舞台裏のスタッフ、クルー、舞台監督など、作品に関わった人たちが登場し、観客に向かって一礼します。公演によってない場合があります。

これは、彼らの努力と貢献に感謝を示す機会です。

なお、上記の回数は一般的なケースであり、公演の具体的なプログラムや形式によって異なる場合があります。

また、カーテンコールのスタイルや順序も、劇場や地域によって異なる場合がありますので、特定の公演の指示に従うことが重要です。

カーテンコールの長さによって、その日の公演の出来や観客の入り具合がわかる

実際、主演俳優の調子が悪かったある舞台では、カーテンコールが短かったです。

例えば、役者がカーテンコールを5回もやったという場合は、観客もノリが良かったのだと思います。観客がその気になっていれば、それは演者にも伝わります。役者冥利に尽きるというものでしょう。

劇団四季の『壁抜け男』が名古屋で上演されたとき、石丸幹二さんが地元のテレビに出演して、名古屋のお客さんは大盛り上がりで、1回のはずのカーテンコールが、2回になりました。

たくや

劇団四季では舞台監督が様子を見て決めてるそうだよ

最近では劇団四季のノートルダムの鐘はカーテンコールが長いので有名です。

長いと初めてきた観客の一部の人はびっくりしてしまいますね。

おたえさん

長いと演者さんかわいそうと思うけど、ファンにとっては嬉しい。。。難しいよね。

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舞台のカーテンコールのやり方

演劇のスタンディングオベーションは、通常カーテンコールで行われます。

正式なルールはなく、いつ立ち上がるかは観客の自由です。

ミュージカルの場合、最初のカーテンコールで、役者が一人ずつ登場した後、3回目以降のカーテンコールから多くの人が立ち上がります。

おたえさん

たまに2回ぐらいでも立ち上がる人いるし、4回目の時もあるよ

舞台のカーテンコールは、演劇や舞台公演の最後に行われる、役者やスタッフへの感謝の気持ちを表すセレモニーのことです。一般的なカーテンコールの手順は、以下の通りです。

カーテンが下りる前の準備

すべての公演が終了した後、舞台監督や司会者が観客に挨拶をします。カーテンコールは通常、公演の最終場面の後に行われます。

カーテンの上げ下げ

公演の終了後、舞台監督やスタッフが幕を上げます。観客はこちらで拍手をします。俳優とスタッフの入場 幕が上がると、俳優やスタッフが舞台に呼ばれます。

幕が上がると、俳優とスタッフが舞台に入ります。役者は通常、名前と役の順に紹介されます。俳優とスタッフは、一列に並び、舞台上の観客に一礼します。観客は拍手と歓声を返します。

感謝の挨拶

カーテンコールで、舞台監督や主役が観客にお礼の挨拶をすることがあります。

通常、観客の支援や励ましに感謝し、公演の成功に対する謝意を表明します。

拍手と喝采

カーテンコールで、観客は俳優やスタッフに拍手と歓声を送ります。特に、観客が演目や演技に感動した場合は、熱狂的な拍手や歓声が起こることもあります。

カーテンコールの手順は、劇場や地域によって異なる場合がありますので、特定の公演の指示に従うことが重要です。また、カーテンコールは、観客と舞台にとって特別な瞬間であり、感謝と感動を分かち合う機会でもあります。

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スタオベはなぜ行う?

スタオベはなぜ行うのかについて、理由を解説します。

スタンディングオベーションの意味について書いている記事もありますのでこちらもご覧ください!

素晴らしいパフォーマンスに対する賛辞

辞書的には「観客が送る最大の賛辞」としてのスタンディングするタイプです。

スタンディング・オベーションの起源は、1743年にロンドンで国王ジョージ2世の前で「メサイア」が上演された際、その素晴らしさにジョージ2世が立ち上がって拍手を送り、周りの聴衆も立ち上がって拍手を送ったことだと言われています。

これがスタンディング・オベーションの始まりと言われています。つまり、ジョージ2世タイプです。私としては、これが本来のスタンディングオベーションだと思います。

義務ではまったくありません。

もしも時間が気になる人は帰っても問題ありません!

たくや

帰りの電車が間に合わなそうでカーテンコールの途中で帰ったことあるけど、寂しかったなー

良し悪しにかかわらず、作り手への感謝

演奏の優劣や、質に関係なく、出演者、裏方のスタッフ、オーケストラなどすべてに「ありがとう」と言うために観客は立ち上がります。

ステージが見えなくなったのでしぶしぶ行う

正直、これが一番多いタイプです。前の人が立ち上がると視界が遮られ、舞台が見えません。

舞台のカーテンコールの順番について

演劇・ミュージカルでは、役柄の重要度の昇順に、合唱、脇役、主役、そしてタイトル・ロールや座長の順で登場する場合が多くあります。

トリプルカテコ

拍手が鳴りやまないとき、トリプルカーテンコールが行われることがあります。この時、観客は立ち上がって拍手を送り、「スタンディング・オベーション」をすることが多いです。

トリプルカテコとは、公演の最後に行われるカーテンコール(出演者への感謝と拍手の表現)の一種です。通常のカーテンコールよりも、盛大に行われることもあります。

一般的なカーテンコールでは、主要キャストとスタッフが一度だけ舞台に登場し、観客に感謝の言葉を述べた後、幕が下ります。

しかし、トリプルカーテンコールでは、幕が下りた後、もう一度カーテンコールが行われ、キャストとスタッフが何度も登場し、観客から拍手を受けるという特別な形式を取ります。

トリプル・カーテンコールは、大規模な公演や特別なイベント、記念公演などで行われることがあります。こちらの形式では、観客の登場人物に対する評価や賞賛を、より強調することができます。

ダブルカテコ

ダブルカーテンコールは、2回目のカーテンコールです。

千秋楽のような特別な場面では、キャスト全員がスピーチをすることが多いです。こちらの場合、上演時間が長くなるので、上演時間とは別に、15分から30分程度を見込んでおくと安心です。

舞台のカーテンコールのギネス世界記録は?

カーテンコールに関するギネス世界記録は、いくつかあります。

最も長いカーテンコール

現在、最も長いカーテンコールは、2009年にブロードウェイミュージカルの「The Boys in the Band」で記録されました。カーテンコールは4時間38分続きました。

また、最も長いカーテンコールは、1996年にロンドンのウェストエンドで上演されたミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」で記録されたもので、終演時に40分間続きました。

終演時のカーテンコールは、40回以上あったと推定されています。

たくや

4時間は耐えられない・・

最大規模のオーケストラとのカーテンコール

2013年にイタリアで開催された「Accademia Orchestra: Most people conducting an orchestra and clapping at the same time」のイベントでは、最大のオーケストラが結成され、公演の最後に観客によるカーテンコールが行われました。

イタリア室内管弦楽団が、この記録を保持していました。この記録によると、111人の指揮者がオーケストラを指揮し、9,722人の聴衆がカーテンコールを行いました。

舞台のカーテンコールは、マナー的には立たない?

スタンディング・オベーションとは、聴衆全員が立ち上がって拍手を送ることです。素晴らしい演奏をした演奏家に対する最大の賛辞です。スタンディングオベーション中に立ったり拍手をしたりすることは、感情を表現する機会であり、マナー違反ではありません。

観客全員が起立して拍手するのを見るのは、パフォーマーにとって喜びなのです。

まとめ

舞台のカーテンコールは単なる形式ではなく、観客と出演者が互いの感謝と尊敬の気持ちを表現する大切な瞬間です。

この記事では、カーテンコールの正しいやり方やマナー、その背後にある意味について詳しく学ぶことができます。観劇をより豊かなものにするためにも、これらの知識を持って舞台と向き合うことが大切です。

最後に、舞台芸術の魅力をより深く感じ、それを大切にする心を忘れずに、これからも多くの舞台を楽しんでいただければ幸いです。

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