クリスティーヌの死因は?
オペラ座の怪人を観た人はクリスティーヌの死因が気になる人も多いと思います。
実は原作の「オペラ座の怪人」でもクリスティーヌのその後について書かれていないんです。
それが、オペラ座の怪人の続編である『ラヴ・ネヴァー・ダイ』ではクリスティーヌのその後について描かれています。
ラヴ・ネヴァー・ダイとはアンドリュー・ロイド・ウェバー作曲のミュージカルで、「オペラ座の怪人」の続編として知られています。物語はオペラ座での出来事から10年後、アメリカのコニーアイランドを舞台に、ファントムとクリスティーヌの複雑な関係が再燃する様子を描いています。過去の影が現在に及ぼす影響と、愛と赦しの力をテーマにしています。
クリスティーヌの死因についても書いています。
クリスティーヌの死因は、悲劇的な出来事によるものでした。
オペラ座の怪人にも出てくるメグ・ジリーが精神的に不安定な状態に陥り、手にしていた銃から発砲してしまいます。
この銃弾がクリスティーヌに命中し、彼女は致命傷を負います。
ですので、クリスティーヌの死因はメグによる誤射による銃創が原因です。
原作にはないクリスティーヌの死因と悲劇。
今回は、クリスティーヌになぜそんなことが起こってしまったのか?
紹介したいと思います。
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メグジリーがクリスティーヌを撃った流れ
オペラ座の怪人にも出てくるメグジリー。母親はマダムジリー。そして、ファントム(ミスターY)の関係によって事件は起きてしまいます。
流れを紹介します。
- メグはファンタズマの主要なパフォーマーとして、自分の役割を全うし、ファンタズマの成功に貢献しようと努力していました。彼女はファントム(ミスターY)の承認と愛情を求めていましたが、彼の注意は常にクリスティーヌに向けられていました。
- メグの母親であるマダム・ジリーは、ファントムの野望を叶えるために、メグを利用してファンタズマの資金を集めていました。メグはこの事実を知らずに、自分の体を売ることでファンタズマとファントムを支えていると信じていました。
- 物語の終盤で、メグは母親が自分を利用していたこと、そしてその行為がファントムへの執着によるものだったことを知り、深い裏切り感とショックを受けます。
- メグは自分の行為が母親の野心とファントムへの忠誠のためだけに使われていたという事実に直面し、精神的に不安定になります。
- この精神的な崩壊の中で、メグは銃を手に入れ、自分の苦悩と絶望を表現する手段として使用します。彼女は自分の行動で注意を引き、自分の存在と苦しみを認識させようとします。
- 混乱した状態で、メグはクリスティーヌを撃ってしまいます。これは意図的な行為ではなく、彼女の内面の苦悩が引き起こした悲劇的な事故でした。
メグジリーの心情
メグ・ジリーはファンタズマの運営を支え、自分がトップのパフォーマーとしての地位を確立するために、自らを犠牲にしていた可能性があります。
彼女はファンタズマでの成功と認知を得ること、そしておそらくはファントム(ミスターY)からの承認や愛情を得ることを望んでいたのでしょう。
しかし、物語の終盤で、彼女がただ利用されていたこと、そしてその行為が母親のファントムへの執着によるものだったことを知り、ショックと裏切り感を覚えます。メグは自分の犠牲が母親の野心とファントムへの忠誠のためだけに使われていたという事実に直面することになります。
メグの行動は、彼女の個人的な野望、母親への忠誠心、そしてファンタズマという場所での彼女の役割に対する複雑な感情が絡み合っていると考えられます。
ファンタズマとは?
ニューヨークのコニーアイランドに位置し、ミステリアスなオーナー「ミスターY」ことファントムが運営しています。
ファンタズマは、奇妙で魅惑的なショーやアトラクションがあることで知られ、多くの観客を惹きつける場所として描かれています。この遊園地は、ファントムが新たな人生を始め、クリスティーヌに再び接近するための舞台となります。
ファンタズマはファントムが運営している遊園地であり、彼はその場所の神秘的なオーナー「ミスターY」として知られています。
しかし、ファンタズマの従業員や観客の多くは、ミスターYが実際にファントムであるという事実を知りません。ファントムは人前に姿を現すことはほとんどなく、その正体を隠しています。
マダム・ジリーと彼女の娘メグはファントムの正体を知っており、彼と共にパリからアメリカへと逃れてきました。
彼らはファントムの秘密を守りながら、ファンタズマでの彼の新しい人生を支えるために協力しています。したがって、ファンタズマの内部にいる一部の人物はファントムの正体を知っているものの、一般の人々や外部の人物にはその秘密は明かされていないのです。
メグジリーの物語の流れ
ファンタズマのパフォーマーとして
メグはコニーアイランドにある遊園地ファンタズマで主要なパフォーマーの一人として働いており、彼女の母親であるマダム・ジリーはファンタズマのバレエのリーダーです。
母親との関係
メグは母親のマダム・ジリーによってプッシュされ、ファンタズマでの成功を追い求めていますが、同時に母親の期待に応えようとするプレッシャーを感じています。
クリスティーヌとの再会
クリスティーヌがファンタズマに到着すると、メグは彼女と再会します。メグはクリスティーヌが特別な扱いを受けることに嫉妬し、自分の立場が脅かされていると感じます。
自己犠牲の真実
物語が進むにつれて、メグはファンタズマでの彼女の地位と、そのために母親が彼女に強いてきた自己犠牲の真実に直面します。彼女は母親がファントムの希望に応えるために、メグが裏でファンタズマの後援者たちに体を売って稼がされてきたことを知り、ショックを受けます。
絶望と行動
メグは絶望し、取り乱してグスタフを突き落とそうとしますが、最終的には誤ってクリスティーヌを撃ってしまいます。この行動は彼女の精神的な崩壊を示しており、彼女が感じていた圧倒的な感情と、自分の行動に対する絶望感の表れです。
悲劇の結末
メグはクリスティーヌを撃った後、自分の行いに直面し、彼女の物語は悲劇的な結末を迎えます。
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ラヴ・ネヴァー・ダイとは
ラヴ・ネヴァー・ダイは、ファントムがアメリカのコニーアイランドに移り住み、「ファンタズマ」という遊園地を運営しているところから始まります。ファントムはクリスティーヌをニューヨークに招待し、彼女に再び歌ってもらおうと計画します。クリスティーヌは夫のラウルと息子のグスタフを連れてニューヨークに到着し、ファントムとの複雑な関係に再び巻き込まれていきます。
このミュージカルは、愛と執着、赦しと復讐といったテーマを掘り下げながら、親子関係や過去の選択が現在に与える影響を探ります。『ラヴ・ネヴァー・ダイ』は、壮大な音楽、感動的な歌、そして劇的なストーリーテリングで知られていますが、批評家や観客からの評価は分かれるところがあります。
まとめ
クリスティーヌの死因について紹介しました。
マダムジリーの持っていた銃からの誤射が死因でした。
なんともいえない気持ちになってしまいますね。賛否が分かれる舞台だったということもわかる気がします。
DVDにもなっていますのでぜひ、ご覧になってみてください。
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