劇団四季といえばライオンキング
学生の団体予約が多いのはライオンキングです。
誰がみにいっても楽しめる作品です。
僕も初めてみたのがライオンキングでした
劇団四季大好きな著者が劇団四季「ライオンキング」のあらすじや魅力・作品内容について徹底解説します!
ぜひ最後まで読んでいってください!
ライオンキングのあらすじ
ライオンキングの注目ポイント
ライオンキングを作った人たちの話
劇団四季「ライオンキング」のあらすじや魅力・作品内容について徹底解説
アフリカの広大なサバンナ。
ラフィキが生命の賛歌を歌う中、プライド・ロックに様々な動物たちが集まり、シンバの誕生を祝います。しかし、未来の王様の誕生を快く思っていない者がいます。
プライド・ランド全体を目の前にした父王ムファサは、息子にサークル・オブ・ライフ(命の連鎖)の原則を教える。「ライオンが死ぬと、草になる。ラ草食動物が草を食べ、ライオンは草食動物を食べる。すべては、この大いなる生命の調和に繋がっているのです。王である私は、このことを理解し、すべての生命を尊重しなければならないのです。」
好奇心旺盛なシンバは、叔父のスカーから聞いた禁じられた場所に足を踏み入れます。
そこで出会ったのは、ライオンの支配を快く思わない3匹のハイエナ。シンバは決意しますが、彼らを止めることはできず、間一髪のところで父に助けられます。
王はシンバの身勝手な振る舞いを、未来の王にふさわしくないと叱ります。しかし、星空の下、すっかり落ち込んでしまった息子に、王は父親として語りかけます。
「あの星から、歴代の偉大な王たちがお前を見守っている。彼らはあなたを導いてくれるだろう。彼らはあなたの中に生きている。」
しかし、その裏では、ハイエナたちがライオンの王国を乗っ取ろうと画策しているのだ。
スカーに父親を殺され、王国を乗っ取られてしまいます。
シンバは、王国を飛び出し、ティモンやプンバアと出会い、成長していきます。
「ハクナマタタ」はティモン達に教えてもらった言葉。
「心配ないさ」
過去を振り返ってもしょうがない。過去に背中を向けな。
シンバの傷ついた心は次第に癒やされていきます。
成長したシンバだったが、幼なじみのナラと再会します。
ナラに王国に戻ってくるように説得するがシンバは、戻りたがらない。
過去に戻りたくなかったからです。
それでも、ラフィキの言葉を受け、王国に戻りスカーとの対決をし王国を取り戻します。
注目すべき点
アンサンブルと言われる役者さん達にも注目してほしい。
動物、キリンやハイエナをやっていたかと思えば、ダンサーとして踊ったり草になったりと1人何役やっているのだろうと思うぐらい忙しい。
本当舞台にでずっぱですよね
一人一人が意味を持たせながら舞台に上がっているので、壮大な王国を表現できているのではと思います。
アンサンブルの動きを見るのも楽しみの一つです。
パペットと呼ばれる装置を使いながら役者さんたちは動物になりきっています。
体の動きと動物の動きがシンクロするように、動物の気持ちになりきって演じているそうです。
動物1人1人の人生を表現してるのも注目ポイントです。
見れば見るだけ、凄さがわかってくる作品です。
それだけ稽古を重ね、考えられている深みがある作品だと思います。
作品主義と言われる劇団四季ですが、演じる人が違えば歌声、歌い方、アクセント、表現がやっぱ違う。
人それぞれの違いを感じるのも楽しみの一つではないでしょうか?
日本中を生きる喜びで包んでくれることでしょう
ミュージカル「ライオンキング」は、太陽の降り注ぐアフリカを舞台に、サークル・オブ・ライフ(生命の連環)をテーマにした壮大なミュージカルです。
その歴史は、1997年にニューヨークのブロードウェイで始まりました。1998年、「ライオンキング」は世界最大の演劇賞であり、演劇界最高の栄誉とされるトニー賞の最優秀ミュージカル賞を受賞しました。
他にも演出賞、振付賞、セットデザイン賞、照明デザイン賞、衣装デザイン賞の6部門を受賞し、グラミー賞、ドラマ・デスク賞など、多くの賞を受賞しました。
ブームの火付け役となったのは、世界初の長編アニメーション映画『ディズニー・アニメーション・シリーズ完結編』を手がけた天才舞台デザイナー、ジュリー・テイモアです。
ジュリーの演出により、世界中で大ヒットしたディズニー長編アニメーション「ライオンキング」が、素晴らしいミュージカルに生まれ変わりました。
ジュリー・テイモアは、アフリカの大自然に生きる動物の役を人間が演じるというチャレンジに、アフリカの芸術と日本の文楽や歌舞伎、インドネシアの影絵など、アジアの伝統芸能を組み合わせた仮面や人形を使うなどのユーモアあふれる手法で応えています。
音楽は、エルトン・ジョン(作曲家)とティム・ライス(作詞家)が担当しました。
天才2人の作品なんでよね
舞台版では、映画版から新たに8曲が追加され、中には南アフリカ出身のレボ・Mなどが新たに作曲した曲もあり、アフリカの言語であるズールー語のこれらの曲は、「生命の連環」の意味を表す1幕冒頭のナンバー「サークル・オブ・ライフ」、アフリカ人の誇り高さを表現した2幕冒頭のナンバー「ワン・バイ・ワン」で有効に用いられ、舞台を盛り上げるために最大限に利用されています。
アフリカの人々の誇りを表現した1幕冒頭のナンバー「ワン・バイ・ワン」では、「サークル・オブ・ライフ」が効果的に使われ、観客を広大なサバンナに誘います。
東京公演は、1998年12月20日に開幕しました。ブロードウェイに続く海外公演、劇団四季の専用劇場であるJR東日本アートセンター四季劇場[春](現JR東日本四季劇場[春])の開場ということもあり、『ライオンキング』は開幕前から話題を呼んでいました。
その期待に応えるだけでなく、東京、大阪、福岡、名古屋、札幌の各地で観客を魅了した『ライオンキング』。
東京公演は、2017年7月より四季劇場[夏](大井町)にて上演されました。
2021年9月からは、有明四季劇場(東京都江東区有明)にて、無期限ロングラン上演される予定です。
2018年、本公演は日本上陸20周年を迎えます。2018年、日本公演20周年を迎え、日本での累計公演回数が13,000回を突破します。
安定した人気があるよね
何度観たって感動するもんね
前人未到の記録を打ち立てながら、進化と深化を続けるミュージカル『ライオンキング』。
これからも『ライオンキング』は、日本の演劇界のみならず、日本のエンターテインメント界に歴史を刻み続けていくことでしょう。
まとめ
ライオンキングはもともとディズニーアニメの映画で、2019年には実写映画も公開され、話題になりました。
誰もが一度は触れたことのある作品ではないでしょうか?
善と悪のシンプルな物語で、子ども向けのミュージカルというイメージが強いかもしれませんが、大人の心もわしづかみにする作品なんです。
目を背けたくなるような辛い過去を乗り越え、自分の道を模索するシンバの姿は、仕事や家庭の事情と日々戦っている大人にとっても心温まるものがあります。
昨年、「劇団四季大好き力士」を自称する前頭の北野勝富士が、こちらの作品を観て、劇場ロビーでプロポーズした「ライオンキング婚」も、ミュージカルファンの間で話題になりました。
見終わった後に、人生の大きな決断を後押ししてくれる、そんなパワフルなミュージカルです。
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