2023年5月31日(水)にクレイジーフォーユーを観てきました。
人生2度目でしたが、2回目も演者さんたちのダンスの素晴らしさに魅了されました。
演者さん大丈夫か!?と僕らが心配になるぐらい踊り通し。
ここまで来るのに、練習はどんだけしたんだろと想像しちゃいます。
クレイジーフォーユーといえば、タップダンスが魅力です。
最初から最後まで踊り通しの舞台ですが、タップダンスが多く取り入れられています。
やりたい人が続出!という話も聞いています。
ぜひ、この機会にタップダンスが流行ってくれないかなと願いつつ、タップダンスについて少し解説したいと思います。
タップシューズとは?
つま先部分や踵に金具がはめ込まれており、それが床に接地すると音が鳴るようになっています。
音が鳴ることは初心者でも簡単にできます。
難しいところ
- バランスを取るのが大変
- リズムに合わせて、たくさんのステップをこなすのは難しい。
- リズムが結構複雑
- 覚えるのが大変。
僕がタップを始めた時に感じたものです。
タップシューズも結構重いので、振り上げたりするの結構足に負担がかかります。
その中で細かいステップをこなしていかなければいけません。
思ったよりも、腹筋や足首、股関節を使います。
リズムも色んなリズムがあり、そのリズムパターンを覚えなければいけません。
劇団四季のタップ動画
脇阪さんがタップを解説している「クレイジーフォーユー」
I Got Rhythm
の演目でやっている一部のタップ解説です。
お盆を使ってタップを踊るシーンです。
1幕の最後の見せ場のシーンですね。
足首が柔らかく使っているのがわかりますね。
四季でやっているタップはシアタータップとも言われています。
手や上半身、振り付けも同時に行います。
足ではタップを行い、上半身はダンスを踊る。
ただ、ステップは難しくはないが歌いながら、美しさを保ちながら、長時間、フォーメーションを行いながら、ものを使いながら行うのは難しい。
それを笑顔崩さず。
汗だくで演じている演者さんをみると感動です。
他の振り付け動画はある?
劇団四季は、著作権に関して厳しくしており、上演に関しても認めていません。
音楽、振り付けに関しても著作権をしっかりと保持しております。
そのため、振り付けを解説している動画は公式のこの動画しかないのです。
もちろん、海外の動画で踊っているものもありますから、自分自身で解析して個人で楽しむ分は問題ありません。
解説動画は残念ながらありません。
劇団四季のタップの魅力
足元が美しいです。
音を鳴らすのが必死すぎて、どうしても足がガニ股になったり、姿勢が崩れてしまうものです。
四季のみなさんは、足元の美しさを維持したまましっかりした音を鳴らしています。
劇団四季ではないクレイジーフォーユーのタップを見たことありますが、残念ながら迫力や美しさが違う。
クレイジーフォーユーでのバレエシューズのタップ
Stiff Upper Lip」でバレエシューズでタップをやるシーンがあります。
バランスを取ってしっかり音を鳴らすものです。
それが、バレエ特有の「トー」立ちで行うシーンは圧巻です。
バランスも大変だし、その状態で綺麗な音を鳴らすのは難しいシーンです。
女性アンサンブル3枠(ミッツィ役)がやっているそうです!
まとめ
クレイジーフォーユーといえばタップ。
簡単そうで、難しいタップダンス。
思ったよりも細かいステップを行なっています。
それを2時間以上の劇中にどれだけ踊っているのでしょうか?
見て来ている人を感動させる劇団四季のタップ技術。
半端じゃないです。
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